のっと ばっど らいふ

「最高」を目指すのをやめたら、「悪くない」毎日が待っていた。

受験への想い

後悔も、失敗も、したくない。

「この道を選んだ後に、やっぱりあの道を選べばよかった…そんな風に後悔したくなくて」 「でも、逆のことも言えるんですよね」 そう言いながら、頭を抱える一人の高3生。 センター試験まで残り4か月を切ったこの時期、毎年生徒たちの心は揺れる。伸び悩む…

待つということは、難しい。

恋愛でも子育てでも教育でも 「待つ」ということは難しい。 待つということは信じるということだから。 信じられない人を待つことはできない。 できていないことを「できていない」と言うこともやらなきゃいけないことを「やれ」とやらせることも 実はそんな…

「やってあげている」という暴力

学生時代のアルバイトを含めるともう10年以上、塾講師の仕事をやっていることになる。少なく見積もっても、300人以上の生徒たちと向き合ってきた。 だからこそ、どんなところに躓いて、何が原因で、それをどうしていけばいいのか、つまり「結果を出す」ため…

小さな大人たちへ

『もう受験なんて、やめたい』 ほとんどの塾がキャッチコピーに使っている「勝負の夏」なんて言葉はあまり好きではないのだけれど、いよいよ受験というものが現実味を帯びてきて、高3から受験生へ、生徒たちの心が慌ただしくなる季節がやってくる。来週から…

「厳しい現実」に直面したときこそ、『自分が本当にどうしたいか』を考える

― 80問中、20問。 お世辞にもよくできているとは言えない正答率のプリントを眺めながら、参ったな、とつい声が出てしまう。 昨日、提出自由にしている英文法の宿題を採点していたときのこと。もちろん、まだ完璧とは言えないにしろ、解き方やミスの仕方…